月までの距離を三角測量で測定する

 長さの分かっている線を基線と言います。この両端から距離を求めたいものの角度を測ります。双方の角度の差を視差と言います。近いもの程この視差は大きくなります。また、基線の長さを長くするほど視差が大きくなり、正確な距離を求めることが出来ます。

 地球上で取ることのできる最も長い基線は、地球の直径です。この両端から月の角度を測れば、最も正確に月までの距離を測定することが出来ます。

 下図をご覧ください。tanθ=R/r、故にr=R/tanθ≒R/θ、θ=1.66×10^-2rad、R=6.37×10^3q、r=6.37×10^3q÷1.66×10^-2=3.84×10^5qです。

三角測量